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国境や国籍にとらわれない世界主義者であり、また徹底した平等主義者でもあったゲバラは、資本主義大国が開発後進国の労働力を酷使して私腹を肥やす姿に怒りを覚え、世界各地で反政府運動を行った。 カストロと運命的に出会い「キューバ革命」に参加。ゲリラ戦を指揮して勝利に貢献し革命の英雄となった。 しかし、ゲバラは自らが理想とする世界を求めてキューバを後にし再び戦場に向かう。 「ラテンアメリカ革命」を目指してボリビアでゲリラ活動中に政府軍に捕らわれたゲバラは、1967年10月9日、銃殺され39年の生涯を終えた。 ボサボサ頭に無精髭。ベレー帽と軍服。幼い頃からぜんそくを患いながらもシガーパイプと葉巻を手放さなかった。 そのルックスからは無骨で荒々しい印象を受けるが、実際は医学博士の経歴を持つインテリで、読書を愛するとても勉強熱心な男だった。 大国を相手に激しい非難を浴びせる反面、農民や労働者にはいつも笑顔を絶やさず、彼らに敬意をはらった。 情熱的でロマンチスト。自らを冒険的革命家と呼んだ。 豪腕な革命指導者でありながら、とても人間的でユーモア溢れるキャラクターは、今もなお人々を惹き付ける。 ゲバラの没後30余年を経て21世紀を迎えた今日、彼は再評価されようとしている。 それは過去の英雄に対するノスタルジーではない。 「人はいつか必ず死ぬ。しかし思想が存在する限り革命家は死なない。」 フィデル・カストロ (キューバ国家評議会議長) 我々の未来に対する漠然とした不安、腐敗と汚職の絶えない政治、世界で頻発する地域紛争を見たとき、彼の人間性や世界平和に対する想いは再び私達の心に強く響く。
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